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診療方針

腫瘍内科では、悪性腫瘍(がん)に罹患された患者さんに対する内科的な治療、その中でも特に抗がん薬による治療(化学療法)を専門的に行っています。
化学療法を行うにあたっては、今、話題となっている免疫療法などの最新治療を含め、科学的根拠に基づいた上で、患者さんのご希望、生活状況や全身状態を考慮して最適な治療手段を提案させていただきます。
治療方針を決定するにあたっては、科内での毎週のカンファレンスのみならず、消化器外科・乳腺外科、消化器内科、放射線科(放射線治療科)による診療科の垣根を越えたキャンサー・ボードを毎月開催し、多角的な視点からディスカッションを行っています。
治療に際しては治療の目的や治療を受けるに当たっての注意点について詳細に説明し、ご理解いただいた上で開始します。外来化学療法室(リクライニングチェアを含む14床)を備えており、基本的には通院治療をおすすめしていますが、ご高齢、遠方にお住まいなど通院治療が困難な患者さんにつきましては治療時の短期入院も可能です。

血液内科は、造血器悪性腫瘍(血液がん)だけでなく、貧血、血小板減少、多血症、血小板増加症といった血液細胞(白血球、赤血球、血小板)の数的・質的異常を対象とした診療科です。悪性腫瘍に関しては造血器悪性腫瘍に特化した専門的加療を行っています。診療の基本的な考え方は他の腫瘍と同じであり化学的根拠に基づいた標準的治療を中心に各人の状態を考慮した治療方針を提案いたします。化学療法は内服や外来化学療法室で施行可能なものから入院が必要なものまで様々な治療強度のものがあります。当科は4室の無菌治療室を備えており白血病に対する寛解導入療法や骨髄腫、リンパ腫に対する自家末梢血造血細胞移植などの大量化学療法も行います。
血液細胞の増加や減少の精査も行いますので検診などで異常値を指摘された方は検査値を持ってお気軽にお越しください。

私たち腫瘍・血液内科は、患者さんのご意向とお気持ちを尊重し、QOL(Quality of life:生活の質)を大切にした治療を提供することを主眼としています。そのために、がんあるいは治療に伴う苦痛、そして不安に常にお応えできるように、緩和ケア医や精神科医とも連携し、また、看護師(がん化学療法認定看護師在籍)、薬剤師(がん薬物療法認定薬剤師在籍)、栄養士、理学療法士やソーシャルワーカーなどの多職種によるチーム医療体制を取り組んでいます。入院外来に関わらず、スタッフが常にベッドサイドに足を運び、患者さんの声を聞きながら治療継続をサポートしておりますので、安心して治療を受けていただければと思います。

 

主要な疾患

  • 血液がんを除く悪性腫瘍全般(腫瘍内科)
  • 白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群などの血液がん(血液内科)
  • 再生不良性貧血、溶血性貧血、巨赤芽球性貧血、免疫性血小板減少性紫斑病、血友病などの血液疾患(血液内科)