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中央放射線部について

中央放射線部では、X線撮影、X線CT、磁気共鳴画像検査(MRI)、などの各検査部門において各種装置を駆使し、診断価値の高い画像と結果を提供すること、そして患者さんが安心して検査をお受けできるようにと心掛けています。

中央放射線部の基本方針

  1. 日々研鑽し、患者さんが納得できる医療の提供に努めます。
  2. 医療被ばくの低減と医療こと故の防止に努めます。
  3. チーム医療の一員として他部門との連携に努めます。

構成

放射線科医の部長と技師長以下10名の診療放射線技師(男性7名、女性3名)で、日常の検査業務を行っています。

資格・認定

  • NPO法人マンモグラフィー検診精度管理委員会施設認定
  • マンモグラフィー撮影認定技師3名

X線検査(レントゲン検査)

一般撮影とは、X線を体に照射して写真を撮る検査で、いわゆるレントゲン写真と言われるもので主に胸部・腹部・関節・骨等を撮影いたします。現在は撮影装置の進歩により画像がデジタル化され、被曝の低減・撮影効率の向上等が期待され、画像処理・保存・検索等が簡単に行えるようになっております。また撮影した画像を瞬時に確認することができますので、以前よりも患者さんをお待たせする時間が短くなりました。
歯科用のパノラマ撮影装置が更新されました。歯牙の重なりが少ない画像も得ることができ、正確な治療の方向づけに役立つことが出来ます。また、セファログラム(顔面規格撮影)もできるようになり、口腔外科・形成外科の上下顎・頭蓋変形の診断には非常に有用となりました。
その他各病室で撮影するためのポータブル装置も配備しております。

  • セファログラムとは:一定の規格のもとに撮影された頭部のX線写真で頭蓋顔面部の成長発育に用いられ、咬み合わせなど顔面の治療・診断に用いる写真

検査時の注意

Tシャツのプリント柄・ボタン・チャック・金具等は、写真に写る可能性がありますので検査着に着替えていただきます。
(肌着・無地のTシャツ等は、写真に影響ありません)。
部位によって湿布・エレキバン・カイロ等もはずしていただく場合があります。

一般撮影 関連装置


  • 東芝 KXO-50S

  • フジメディカル社FCR Speedia CS
    FCR Profect CS

  • Canon CXDI FPDシステム
パントモ・セファロ撮影装置(口腔外科用)

  • AUTO III NCM

  • AUTO III NCM

マンモグラフィー検査(乳房撮影検査)

  • SIEMENS社製 3000 NOVA

乳房のエックス線写真のことで、マンモグラフィーと呼ばれています。
乳房を片側ずつプラスチックの板で押さえ、薄く平らに伸ばして撮影します。この薄く伸ばすことがX線量を減らし、何より病気を見つけるためにとても大切です。その際に個人差もありますが、痛みを伴うこともあります。短時間での撮影ですので、怖がらずに積極的に受診していただきたいと思います。継続的に良い乳房画像を得るために画質・被ばく線量評価を行っています。
当院では2006年度にNPO法人マンモグラフィー検診精度管理委員会の施設認定を取得し、撮影に携わる女性技師はすべて認定を取得しています。

NPO法人マンモグラフィー検診制度管理中央委員会についてはこちら

  • マンモグラフィー認定技師・・・3名

  • 乳癌例

  • 拡大図

透視検査(X線TV検査)

  • 株)島津製作所 X線テレビシステム SONIALVISION G4

バリウムによる消化管造影の他に、造影剤を用いて胆道系や尿路系の検査を行います。X線透視下において腰椎・頚椎ミエログラフィーやブロック、骨折の際の整復を行うこともあります。またX線TV装置を使用して全脊椎撮影や下肢長尺撮影などの整形系の撮影も対応できるようになり、患者さんに負担を掛けず簡単に検査を行うことができるようになりました。
更衣が必要な場合は検査衣を用意しております。
検査部位により、メガネ・時計・イヤリング・ピアス・ネックレス等はずしていただきます。湿布やカイロも同様です。
前処置や食こと制限は各検査により異なります。検査予約時にご確認ください。
検査のご希望、詳しい内容につきましては、診察時に担当医にお尋ねください。

CT検査(128マルチスライスCT検査)

  • Aquilion CX Edition Canon社製(128マルチスライス CT)

全身のいかなる部位でも約数10秒の息止めで横断像が撮影できます。
本装置は、一回転あたりZ軸方向に0.5mm×128Sliceの画像が収得可能となり、512×512マトリックス画面での画素サイズではX,Y,Z軸で真のIsotropic Voxel Dataによる画像が作成されます。このため、空間分解能を保つことで、冠状断や矢状断でも水平断と同等の高精細な画像を提供でき、今まで困難であった任意方向での等分解能画像診断が可能となりました。よって肺や骨などの微細な構造物でも、病変をより鮮明に表すことができます。
その上、専用のワークステーションにて高精細3D画像処理を行うことで、形態診断のみならず動態や術前のsimulation等、多様な病態をより詳細に表現することが可能となっています。また、解析ソフトも充実していて、体脂肪率解析、3D気道解析により、形態診断以外にも寄与できております。

MRI検査(1.5T磁気共鳴画像検査)

  • フィリプス社製 Achieva 1.5TAシリーズ(1台)

MRI検査は大きなトンネル状の磁石の中に入って行います。検査中は非常に大きな音(患者さんには工事現場のようだと言われます)がします。磁気と電波を使用して検査を行いますので、放射線による被ばくや痛み等もありません。標準的な検査時間は20分~30分程度です。頭部・脊椎・四肢・関節はもとより、非造影MRA検査が可能となることが特徴です。

検査時の注意事項

M強力な磁石や電波を使って検査を行いますので、場合によっては検査を受けることができない、または制限がかかることがあります。詳しくは診察時に担当医にご相談ください。

検査を受けることができない患者さん
  • 心臓ペースメーカーを装着されている方
  • 脳動脈クリップが留置されている方(主治医の許可が取れない方)
検査を受けることができない可能性のある患者さん
  • 体内に金属を埋め込む手術をしている方
  • 入れ墨、アートメイクをしている方
  • 事故や戦争などにより体内に金属片が入っている方
  • 妊娠中あるいはその可能性がある方
  • 閉所恐怖症の方

実績

検査種別 2017年 2018年
一般撮影 28,916 29,506
乳房撮影 457 443
透視造影TV 739 698
CT 9,854 11,998
MRI 3,370 3,876
RI 826 925
血管造影 479 693
X線骨密度測定 550 625