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20194月に、濵辺前院長の後任として院長を拝命した三枝康宏でございます。濵辺先生と同様にご芳情賜りますようお願い申し上げます。

さて、六甲アイランド甲南病院は、201910月に一般財団法人甲南会の病院再編統合事業により、許可病床198床の回復期の患者様中心の病院に生まれ変わりました。回復期とは、病気や怪我の発病早期の治療が一段落した後に、主としてリハビリテーション医療を担う時期の事を指し、当院では、回復期リハビリテーション病棟と、地域包括ケア病棟を運営いたします。回復期リハビリテーション病棟は、脳血管障害、骨折、股関節や、膝関節の人工関節手術後の患者様にリハビリテーション医療を提供する病棟です。地域包括ケア病棟は、地域の患者様で、高度な医療は必要ないが在宅での治療が困難な患者様に入院医療を提供する病棟で、主として、地域の先生方からのご紹介の患者様を受け入れること、さらに、回復期リハビリテーション病棟の入院の適応にはならない患者様で、急性期の治療が終了した患者様を受け入れています。

また、一般病床も一部存続いたしますので、地域の皆様の急性期医療の一翼を担えるものと考えています。しかし、より高度な医療が必要な場合には、201910月に完成いたしました甲南医療センターにご入院していただく場合がございます。

2020年4月には、一般財団法人甲南会は、公益財団法人となり、より公益性が求められるようになりました。甲南医療センター共々、公共の福祉に邁進する所存でありますので、今後とも皆さまのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

六甲アイランド甲南病院長 三枝 康宏