言語聴覚士
高いレベルでの社会復帰を目指す
言語聴覚士の仕事
脳血管障害、頭部外傷、感染症、認知症、廃用等で入院された患者さまに対し、失語症、高次脳機能障害、音声障害、構音障害、嚥下機能障害などの評価および訓練を行っています。
摂食・嚥下機能障害では必要に応じて嚥下造影検査を実施し、形態的変化、運動障害、各期の関連評価の解析を行い、嚥下訓練、代償法、食事形態の選択等を医師や他職種と連携しながら問題点を話し合い、目標を設定することで適切な治療・訓練を行っています。
高いレベルで社会復帰をしていただけるように
心身ともに回復した状態で自宅や社会復帰していただくために、多職種チームが連携し、適切なリハビリテーション、サポートを実施します。個々の患者さまに対しスタッフ間のカンファレンスを実施し、患者さまの状態・変化・問題点の報告、依頼、意見交換を行い、より良い治療、リハビリテーションを提供し、高いレベルで在宅復帰・社会復帰が果たせるように取り組んでおります。
相談しやすい環境
上下関係に関わりなく、悩んでいることなどすぐに相談しやすい環境です。毎朝チームミーティングで患者さんの情報共有を行っているため、アドバイスをもらいやすい環境になっています。また、有給休暇も取得しやすく、仕事とプライベートの両立がしやすい職場です。
患者さまの回復がやりがい
一言も言葉を表出できなかった患者さまが訓練をするにしたがい挨拶や単語の表出が可能になった時、経口摂取が困難であった患者さまが常食を食べるまで回復し退院されたときなどは特にやりがいを感じます。
忘れられないエピソード
失語症により自分の言葉で意思表示することが困難になった方とリハビリをさせていただき、最初は上手く話せないことから話すことにストレスを感じられ笑顔も少なかったですが、退院の日に「今までありがとう」と言ってくださったことは忘れられないエピソードです。
新卒・採用希望の方へのメッセージ
たくさんの知識と技量を持つ先輩たちと共に一緒に勉強しながら働いてみませんか?