臨床工学技士
先輩からもらったものを後輩に
臨床工学技士の仕事
現在は主に透析室で慢性維持透析患者さんの透析業務を行っています。毎日の穿刺回収業務や、透析機器のメンテナンス、シャントエコー検査で患者さんのシャント管理にも携わっています。その他にも病棟での人工呼吸器管理や、院内のME機器の保守管理を行なっています。
得意な分野で力を発揮できるように、意見を出し合い、相談しやすい場
経験の浅いスタッフが積極的に業務や治療に参加し、早期のスキルアップができるよう部署内で計画的な指導を行う配慮をしています。上司や先輩が業務をサポートすることで、スタッフ全員で成長できる環境を作っています。
また、日々のカンファレンス以外でも、全員が意見を出し合い、業務改善や知識の共有を図るようにしています。今後の業務拡大に向けて、それぞれが得意な分野でしっかりと力を発揮できるように、話しやすく相談しやすい情報共有の場を作っています。
二児のママ
まだまだ男性の多い臨床工学技士の世界ですが、私の職場はその中でも女性の多い職場です。
先輩も優しく、仕事のことからプライベートなことまで気兼ねなく話せる風通しの良い職場だと思います。
また、私自身は二児の母ですが、急な休みなどに対しても部署内で協力し、対応してくれる雰囲気を作ってくれていることから、ストレスなく仕事ができる環境にあります。
「ありがとう」「楽になった」「痛くなかった」などの言葉が力に
透析業務では、患者さんとの距離が近いので、自分の行なったことで「ありがとう」「楽になった」「痛くなかった」などの言葉を頂いた時に日頃からの自分の取り組みや学習が無駄ではなかったと実感でき、今後の業務への励みになります。
また、慌ただしい業務の中で状況を的確に把握し、ミスを防げた時や迅速に対応できた時などは自分自身の自信に繋がります。
先輩にしてもらったことを後輩に
経験の浅い二年目の時に一人で休日勤務していた際、自分の判断に自信が持てず、先輩2人に電話で確認をとったことがあります。確認がとれた先輩が、日曜日にも関わらず、後から病院まで駆けつけてくれて、とても安心したことを覚えています。
経験が少ないと不安にあることが多くあります。後輩に頼りにされるような先輩でいられるように、また頼られた時に力になれるような先輩でありたいと思っています。
新卒・採用希望の方へのメッセージ
向上心のあるスタッフとともに成長していきましょう。
現在は、透析業務が大半を占めていますが、今後は新たな業務や治療が増えていくと思います。
甲南会のスタッフは、学習意欲が高く、向上心があります。いろいろなことを話し合い、他職種の職員とも情報を共有しながら一緒に成長していきましょう。