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睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来のご案内

#呼吸器内科 #SAS #睡眠時無呼吸症候群 

2025年4月1日より、呼吸器内科で睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来を開設しております(それ以前は循環器内科がSAS外来を行っており、引き継がせていただきました)。
完全予約制となりますので、SAS外来での受診をご希望される場合は、かかりつけの先生にご相談いただき、受診予約をお取りください(毎週火曜日午後です)。

 

病気について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、寝ている間に呼吸が何度も止まる病気です。自分では気づかなくても、家族に「いびきが大きい」「寝ているときに息が止まっていた」などと言われて気づかれる方が多いです。

主な症状
  • 大きないびき
  • 寝ている間に呼吸が止まる(10秒以上)
  • 日中の強い眠気
  • 朝起きた時の頭痛やだるさ

原因はいくつかありますが、のどの奥の空気の通り道(気道)が寝ている間にふさがってしまうことで、空気が肺まで届かず、呼吸が止まることが多いです。呼吸が止まると体の中に十分な酸素が行き渡らず、心臓や脳に負担がかかります。その結果、高血圧、心疾患、脳血管障害、糖尿病などの病気のリスクが高まるので、死亡率も上昇します。SASを早く見つけて治療をすることが重要です。

 

治療の流れ

かかりつけの医院、または当院で簡易検査を行います。診察と簡易検査によって睡眠時無呼吸症候群の可能性が高い方には、一泊個室入院での終夜睡眠ポリグラフィー検査をおすすめしております。
2025年12月より終夜睡眠ポリグラフィー検査のための一泊入院の値段が変更となり、個室料金込みで約6万円(医療費3割負担の方で約6万円。負担割合により異なります)となっております。
入院は平日(月~金)で、18時半に来院して入院していただき、翌朝8時すぎには退院できる仕組みです。

受診をご希望される場合は、かかりつけの先生にご相談いただき、受診予約をお取りください(毎週火曜日午後です)。