膵癌は近年増加傾向にあります。膵癌による死亡は年間およそ38,000人で肺がん、大腸がんなどについで4番目に多い癌です。
膵癌は初期には症状が現れないことが多く、また一般的な検査では発見できない場合が多いことも影響し、いわゆる難治癌と言われています。
甲南医療センターは日本膵臓学会指導施設に認定されており膵癌診療を専門としているスタッフが充実しており、より専門的な検査(超音波内視鏡検査、PET検査)や手術(高難度手術やロボット支援下手術などの低侵襲手術)を行う体制が整っています。栄養面やリハビリなどのサポートも充実しており、よりよい治療をめざします。
おなかや背中の痛みがつづくものの一般的な検査で原因がわからない方や糖尿病治療中に血糖値が高くなった方、ご家族で膵癌にかかられた経験がある方など、何か心配なことがありましたらかかりつけの先生にご相談いただき、お気軽に当院消化器病センターを受診してください。