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原因不明の強い腹痛発作、もしかしたら遺伝性血管性浮腫(HAE)かもしれません(消化器内科 河原史明先生の論文が英文誌Internal Medicineに掲載されました)

#InternalMedicine #HAE #遺伝性血管性浮腫 #消化器内科 

このたび、消化器内科 河原先生らの遺伝性血管性浮腫(Hereditary Angioedema: HAE)と腹痛に関する論文がInternal Medicineに掲載されました。
HAEという病気をご存じでしょうか。HAEは、皮膚や消化管の粘膜(のどや胃腸)が腫れたりむくんだりする病気です。顔面やくちびる、手足などが急に強く腫れる(かゆくはない)、あるいは強い腹痛と嘔吐・下痢などの症状が代表的です。ときに腹痛だけ出現することがあり、その場合は診断が難しいとされます。珍しい病気ですが、未治療の場合にのどの腫れで命を落とす方の割合が高いため、できるだけ早めに診断し予防策を取ることが重要です。治療法は進歩している一方で、国内のHAEの患者さんの半数以上は、まだ診断されていない可能性が高いと報告されています。
原因不明の強い腹痛発作を繰り返し悩まれている、あるいは病気や検査について気になることがある方は、お近くのクリニックや甲南医療センター消化器内科までご相談ください。

 

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