2022年2月26日、訪問看護ステーションかすがの、甲南訪問看護ステーションのスタッフ11名とWebで第1回甲南PD連絡会を開催しました。甲南医療センターからは藤森部長と中田師長が参加して講義および事例の紹介をおこないました。講義のテーマは腹膜炎と出口部感染の予防でした。PD離脱を回避するために非常に重要で、是非とも訪問看護で確認していただきたいポイントです。訪問看護師の支援により在宅が可能となったPD症例の紹介の後、質疑応答をおこないました。多くの質問があり、訪問看護ステーション側にも積極的にPDと関わっていこうという姿勢が見えました。良い関係が構築できつつあるものと思います。
今後も「地域で支える腹膜透析」を実践していくため、このような連絡会を定期的に開催し、知識や情報を共有していく予定です。また、タブレットを導入してリアルタイムに写真データなどを共有し、より綿密なPD医療連携をすすめながらPD症例を増やしていくつもりです。