現代の医療では画像診断の役割は非常に大きく重要です。医療における画像診断機器は急速な進歩を遂げており、診療科や臓器別の専門を超えた横断的な知識が必要となっています。放射線科医はこの要請に応える専門科として、患者さんのCTやMRIなどの大量の画像情報から病気の有無を判断し、病気があればどういう種類のものかを判断して、治療に必要な情報を患者様や主治医の先生に提供しています。

甲南医療センター 放射線科では六甲アイランド甲南病院、甲南加古川病院の甲南会3病院を含めた画像診断を行っています。患者様と直接お目にかかることは多くはないのですが、主治医の先生方などとのディスカッションやカンファレンスを通じてより良い医療を提供することができるように努力しております(図1-2)。

また夜間・休日でも病院外のタブレット端末を用いて遠隔画像診断を行っています(図3: SYNAPSE ZERO、富士フィルムメディカル®)。緊急の画像検査に対しても、放射線科の画像診断専門医が24時間365日対応し、病気の見落としを予防するなど質の高い医療を提供します。

画像検査に関して要望や疑問などあれば、お気軽に放射線科までお問い合わせください。

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  図1　画像診断に関するディスカッション・カンファレンス　(写真はコロナ禍以前)

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  図2　画像診断に関するディスカッション・カンファレンス　(写真はコロナ禍以前)

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  図3 タブレット端末による遠隔画像診断