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当院の脳卒中診療

#脳卒中 #脳神経内科 #血栓溶解療法 #脳神経外科 

当院は2019年に旧甲南病院と六甲アイランド病院が合併し、甲南医療センターとして神戸市東灘の地域医療を担う病院として再スタートをきっています。中でも救急医療に力を入れており、脳神経内科としてもこれまで以上に脳卒中、けいれんといった救急神経の診療に力を入れています。中でも脳神経外科とともに脳卒中診療に取り組んでいます。
もともと脳神経外科とともに脳卒中オンコール体制を敷いて24時間365日脳卒中に対応するようにしていましたが、2021年春より脳神経外科と週1回の合同カンファレンスを行い、質の高い脳卒中診療を目指しています。2022年1月からは毎週火・木・金曜に脳神経当直として脳神経外科医もしくは脳神経内科医が必ず当直するようになり、脳卒中患者さんをさらに受け入れやすい体制を作りました。また脳卒中マニュアルを作成し、救急担当医がスムーズに脳卒中の初療を行えるようにしました。そして脳卒中と診断がつき次第、適切な治療を迅速に行っていきます。
近年普及した血栓溶解療法、血栓回収療法も積極的に行っており、年々件数は増加しています。ただしこれら治療は発症からまもない患者さんにしか行えません。「突然の半身の麻痺」など脳卒中を疑う症状を認めた際には躊躇なく救急車を呼んでください。