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咽頭(のど)、食道がんの早期発見と内視鏡治療について

#ESD #内視鏡治療 #早期発見 #食道表在癌 #咽頭表在癌 

咽頭がん、食道がんは、高齢の男性に多く、特に飲酒や喫煙の習慣がある方に生じやすいがんとして知られています。
これらは胃や大腸のがんに比べると発生率は低いのですが、比較的進行が早く転移を起こしやすいこと、また早期の段階で治療する場合と進行してから治療する場合とで患者さんの負担がかなり大きく異なることが特徴です。
近年、内視鏡検査(胃カメラ)の際に、食道だけでなく咽頭のがんを発見する機会が増えています。甲南医療センターの消化器内科では、高精細な内視鏡によって咽頭・食道のがんを早期発見することが可能となっています。また、いずれのがんに対しても適応があれば内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)により少ない負担で完治を目指すことが可能です。咽頭がん、食道がんともに、病状に応じて耳鼻咽喉科や麻酔科の先生に協力していただいたうえでESDを行い、良好な治療成績を得ています(病状によっては神戸大学病院など他院に紹介させていただく場合もございます)。
のどや食道の違和感がある方、特に飲酒、喫煙の習慣がある方は(過去にあった方も)、一度内視鏡検査についてかかりつけの先生にご相談ください。