当科では、2019年10月に新たに設置されて以降、神戸大学病院 呼吸器外科との連携のもと、徐々に手術数を増やしています。呼吸器外科においては原発性肺癌や自然気胸、縦隔腫瘍や膿胸などの治療を行っています。当院での手術では9割以上が完全胸腔鏡下手術を行っており、痛みの軽減や入院期間の短縮などを図っています。

　胸部悪性疾患の治療は外科単独で完結することは少なく、呼吸器内科、腫瘍内科、放射線科、病理診断科などとの連携が必要です。今後さらなる充実した医療を提供するべく、他科・他職種とともに連携を強固に行い、患者様にとって最善の治療を提供させて頂きます。