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歯科口腔外科から患者様へ

#智歯 #智歯周囲炎 #親知らず #埋伏歯 

当院の歯科口腔外科は、2019年10月の甲南医療センターのオープンにあわせて新設されました。常勤の口腔外科医2名体制で、埋伏歯(親知らずなど)の抜歯、歯や顎が原因の感染症、歯や顎の外傷、口腔に発生する腫瘍性病変や嚢胞、顎関節症など、主に口腔外科疾患に対する診療を行っています。

 

『親知らずは抜いたほうがいいの?』

 

患者様からよく、親知らずは抜いたほうがいいですか?というご質問をいただきます。
親知らずの正式な名称は「智歯」または「第三大臼歯」ですが、10代後半~20歳ごろに一番奥にはえてくる歯で、親が知らない時期にはえてくることから“親知らず”と呼ばれます。

 

 

正しく(まっすぐ)はえて、噛み合わせの役目を果たし、歯ブラシ等で清掃できている親知らずは、抜く必要はありません。
斜めにはえていたり、歯冠(歯の頭の部分)の一部しかはえていない親知らずは、清掃が困難で汚れがたまりやすく、虫歯になったり、周囲の歯茎(歯肉)の炎症(智歯周囲炎)を起こしやすいため、抜歯が薦められます。
智歯周囲炎が悪化して蜂窩織炎に進展した場合は、口が開かなくなり、抗生物質の点滴や入院が必要になることもあります。
また、親知らずが歯並びに悪影響を与えている場合や、手前の歯(第二大臼歯)の虫歯を引き起こしている場合も、抜歯が推奨されます。

親知らずを抜いたほうがいいのかを知りたい方は、まず、かかりつけ歯科医院でご相談ください。
かかりつけ歯科医院で親知らずを抜いたほうがいいと診断され、当科へご紹介いただいた場合は、抜歯の具体的な方法や起こりうる合併症について十分に説明し、同意をいただいたうえで抜歯させていただきます。(初診当日には抜歯の時間がとれないため、原則、次回の予約日に抜歯させていただく流れになっています。)
外来で局所麻酔下に抜歯する場合は、生体モニターを装着してバイタルサイン(血圧、脈拍数、酸素飽和度)を測定しながら、安全に抜歯するように努めています。
抜歯に対する不安の強い方や複数の親知らずの同時抜歯を希望される方は、当科に入院(2泊3日)のうえ全身麻酔下に抜歯することも可能です。