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こどもの低身長

#成長曲線 #低身長 

こどもはおとなと違って成長します。生まれたときはだいたい50㎝くらいの身長ですが、1歳になるころには、1.5倍の75㎝くらいになります。4歳になるころには100㎝と4年で2倍の身長になります。また小学校に入るころには、110㎝くらいなのに、小学校を卒業するときには、150㎝にもなります。
こどもによってそれぞれ成長の速度には違いがありますが、こどもが大きくなっていくのをみるのは、周りのおとなにとってもうれしいことではないでしょうか。
ところが、ときどき思ったように身長の伸びないこどもがいます。小学校に入ったときは真ん中あたりの背の順だったはずなのに、学年が上がるたびにどんどん前のほうになっていく。急に伸びが悪くなって、1年前と身長があまり変わらない、などいろいろなケースがありますが、成長に問題がある場合、なにか大きな病気が隠れていないか、成長ホルモンの異常がないかなどを調べる必要があります。そんな場合には小児科に相談してください。

成長曲線

身長と体重をグラフにしていくと、だいたい順調に成長しているかどうかがわかります。このグラフを成長曲線といいます。学校の成長の記録などをグラフにしてみましょう。成長曲線の気になる例を下の図に示しています。

  1. はじめから小さすぎる場合
  2. 成長途中で急に伸びが悪くなった場合(これが一番困ります)
  3. 急に大きくなりすぎている場合(こちらも問題)
  • 1 はじめから小さすぎる場合(低身長)

    1 はじめから小さすぎる場合(低身長)

  • 2 成長途中で急に伸びが悪くなった場合(ブレーキ)

    2 成長途中で急に伸びが悪くなった場合(ブレーキ)

  • 3 急に大きくなりすぎている場合(急成長)

    3 急に大きくなりすぎている場合(急成長)