SDGs

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甲南会
SDGsの取り組み

SDGsとは?

『持続可能な開発目標
(Sustainable Development Goals)』

のこと
国連加盟193ヶ国が
2016年から2030年までの
15年間持続可能で
より良い世界を目指す国際目標です。
17のゴール、169のターゲットから構成され、
地球上の『誰一人取り残されない
(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは、発展途上国のみならず、
先進国自身が取り組む
ユニバーサル(普遍的)なものです。

甲南会においても、
これまでも続けてきた多職種による
チーム医療、地域医療との連携をさらに強化し、
SDGsの取り組みを積極的に進めていきます。

01Emergency

2019年10月、甲南病院は、急性期医療を担う「甲南医療センター」へ、六甲アイランド甲南病院は、回復期医療を担う病院へと生まれ変わりました。甲南医療センターでは、神戸市東部の救急医療を守る為、診療体制の強化を図りました。

断らない救急

甲南医療センターでは、医師をはじめ看護師、コメディカルが24時間365日体制で救急医療に対応しています。
「不断の救急医療」を行動指針とし、全職員で地域の救急医療に取り組んでいます。

迅速な診断と治療

迅速な診断と治療のため、救急外来に、X線・CT撮影室、MRI、PET、血管造影室を隣接しました。
脳卒中や心筋梗塞など、1秒を争う治療に対して治療開始まで迅速かつシームレスな体制を整えています。

血管造影装置を使ったカテーテル治療
内視鏡室

02Best practice

甲南会では、常に患者さんに寄り添い、心に届く高品質な医療提供を念頭に置き、診療を行っています。
患者さん一人一人に合った最善の治療法を見つける為、日々医療知識と技術の研鑽に努めています。

進化し続ける手術

手術の安全性はもちろんの事、術中、術後の患者さんへの負担をいかに軽減するかを考え、手術の術式を決めています。退院後も充実した生活が送れる事を第一とし、早期回復が可能となる低侵襲手術(内視鏡手術・腹腔鏡手術)も多く実施しています。

腹腔鏡手術

ESWL
体外衝撃波結石破砕

体の外から衝撃波を結石に当てて、結石を粉々に砕く治療法です。体にメスを入れることなく結石の治療を行えることがメリットです。治療時間は1時間程度になります。

03Hospitality

治療中も心豊かに
過ごせる空間を

治療中の時間にも、患者さんが心豊かに過ごせるよう配慮をしています。

4人部屋、個室とも眼下に
神戸市街下が
広がります。

透析室では、木のぬくもりと
香りが長時間の治療による
負担をやわらげます。

建物や敷地内は自然が多い環境です。入院中でも屋上庭園や中庭にて自然と触れ合い、季節を感じることができます。建物を緑化する事で地球環境を守る一翼を担います。

04Teamwork

チーム医療の力

医師・看護師・コメディカルの専門職が、それぞれの知識と技術を発揮しながら連携し、協働するチーム医療は、患者さんにとって必要な治療を提供することができます。

  • 感染対策チーム
  • 栄養サポートチーム
  • コロナICTチーム

褥瘡・創傷対策チームカンファレンス
  • 褥瘡・創傷対策チーム
  • 排尿自立支援チーム
  • 精神科リエゾンチーム
  • 緩和ケアチーム

病棟カンファレンス

病棟回診

05Genderless

女性医師の活躍

甲南会に所属する医師の中には、女性医師も多くいます。特に甲南医療センターでは、全体の約4割が女性医師です。女性だからこその細やかな診療で、より患者さんの気持ちに沿った治療を提供しています。

15の診療科で
39名女性医師が活躍中!
  • 腫瘍・血液内科
  • 糖尿病・内分泌・総合内科
  • 消化器内科
  • 呼吸器内科
  • 緩和ケア内科
  • 腎臓内科
  • 乳腺外科
  • 形成外科
  • 耳鼻咽喉科
  • 皮膚科
  • 放射線科
  • 麻酔科
  • 産婦人科
  • 小児科
  • 歯科・口腔外科

06Continuity

有事に備える

1995年1月に起きた、阪神・淡路大震災では、甲南、六甲アイランドの両病院ともに被災し、診療に大きな打撃を受けました。この教訓を生かし、有事に備えた設備を整えています。

災害時も医療を継続できる大型自家用
発電機の採用

07Skill up

学ぶ心を支援する

甲南会では、定期的に部門毎で施設間勉強会や職員向けの研修、外部講師による講演会の開催をしています。
看護部門と診療部にはそれぞれ教育センターが設置され、日々技術向上にむけた実習が行われています。

次世代の医療人材を育成する

東灘区には、100年以上の歴史を持つ複数の大学や病院が存在します。これまでも各施設間での人材交流が続けられてきましたが、この人材交流をさらに深め、次世代の人材育成体制を強化し地域の健康を増進するには、もっと地域の多様な力をつなぐ基盤が必要ではないかと考えました。そこで、この交流に、病院、大学、行政が一体となる連携が模索され、「東灘次世代医療人材育成コンソーシアム」として誕生することになりました。それぞれの施設の特色を活かして連携し、総合力を引き出す活動を進めます。

東灘次世代医療人材育成コンソーシアム
からなる
「新型コロナワクチン接種協議会」
東灘次世代医療人材育成
コンソーシアムによる
市民公開講座

甲南会と大学・医師会・行政が連携し、
実施した新型コロナワクチン集団職域接種

08Network

医療機関との連携

2020年4月、甲南医療センターは、「地域医療支援病院」として兵庫県から認可されました。地域の医療機関と連携を強化し、医療知識と技術の向上を支援するため、定期的に研修会や講演会を開催しています。

ICLS研修会
情報発信

連携は、医療機関のみならず、行政・教育機関・介護福祉事業者とも強化しています。定期的な広報誌の発刊や、市民公開講座を開催し、医療と健康に役立つ情報を提供しています。

09Amenity

患者さんの
立場になって考える

甲南医療センターは、「年齢や能力、状況などに関わらず、できる限り多くの人が使いやすいように建物や環境をデザインする」というユニバーサルデザインの考えに基づき、どのような立場の方でも、安心安全で居心地の良い病院であるようにと設計されました。

体調に応じて選べる外来待合ソファー
見やすい天井吊り電照誘導サイン

デジタルサイネージによる
情報発信

病院で過ごす時間を可能な限り便利に心地よく

どなたでも利用できる
コンビニエンスストアやカフェ

甲南医療センターへは
私鉄(阪急・阪神・JR)の最寄駅からの循環バスをご利用していただけます。
また、六甲アイランド甲南病院との間には直通バスも運行しています。