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形成外科とは?

形成外科は、簡単に説明すると「目に見える部分を良くする外科」です。他の診療科が臓器別に細分化され、『機能回復』を主眼に治療を行うのに対し、形成外科は外観に関する事なら、頭のてっぺんから足の先まで、老若男女が治療対象となり、『機能を最大限温存しつつ、外観に配慮した治療』をこころがけます。外観の治療を通じて、患者さんの生活の質(QOL)を向上させることが、われわれ形成外科医のゴールとなります。

当科は、2008年より日本形成外科学会の認定施設となり、神戸市東地区の形成外科の中核的役割を担ってきました。常勤医師3名で、外来診察、入院治療および救急対応を行っています。

 

取り扱い疾患

皮膚腫瘍、あざ

皮膚軟部良性腫瘍・母斑(ほくろ、いぼ、粉瘤、脂肪腫、血管腫、太田母斑、異所性蒙古斑等)

当科は、Qスイッチアレキサンドライトレーザーを所有しており、太田母斑や異所性蒙古斑に対してはレーザー治療を行っています。
小児の広範囲のあざには、麻酔科・小児科の協力のもと、全身麻酔下のレーザー治療を行っています。入院期間は通常1泊2日。

  • 当院では、赤あざ治療のためのレーザー機器は設置しておりません。
皮膚悪性腫瘍(基底細胞癌、有棘細胞癌等)

悪性腫瘍の場合、拡大切除により大きな欠損となる場合も少なくないため、必要に応じて、皮膚移植や皮弁移植を行います。

熱傷や手足、顔面のケガ

熱傷、切断指、皮膚軟部組織欠損創、鼻骨、頬骨などの顔面の骨折等

やけどやケガができるだけ跡を残さず、スムーズに治癒するよう、最先端の診療を心がけています。

先天奇形

耳の奇形(小耳症、埋没耳、折れ耳等)、臍ヘルニア(でべそ)、手足の奇形(多指症、合指症)等

 

ケロイド、瘢痕拘縮

体質によるケロイドや、ケガや手術あとのひきつれを、症状に応じて手術および保存的治療で治療します。

その他

眼瞼下垂症、さか睫毛などのまぶたの疾患、顔面神経麻痺による顔面の左右非対称、下肢静脈瘤、わきがなど。

難治性潰瘍、褥瘡

美容診療

  • アンチエイジング医療の一環として、しみ等に対する一部の診療を、自費にて行っています。まぶたのお悩みは、症状によっては保険診療で治療可能な場合もあります。
    患者さんがシミと思っていても実は注意の必要な腫瘍である場合も少なくありません。心配な場合はまずは診断のため一般形成外科外来におこしください。
  • また、当科では睫毛貧毛症に対し、国内で唯一薬事承認をうけた治療薬 グラッシュビスタを取り扱っています。抗癌剤治療などで睫毛が抜けてしまった場合も、抗癌剤治療が終了し一定期間が経過していれば効果が期待できます。睫毛が短い、薄いなどお悩みの方は医師までご相談ください。

乳房再建に関して

現在、本邦では乳癌手術に乳房を失った患者さんに対する、乳房再建手術は保険適応となりました。乳房再建の方法は大きく分けて、ご自身の組織を移植する自家組織再建と、シリコンの人工乳房を移植する人工物再建の2通りがあります。人工物を用いた再建は、保険診療においては学会の認定した医師、および施設でのみ可能となりすが、当科は日本乳房オンコプラスティック学会の認定施設に指定されていますので、人工物を用いた再建も選択可能です。

 形成外科よりお知らせ

薄毛治療に関して

当科では、男性ホルモンに依存する薄毛など毛髪に関する相談・治療を行っています。
一般形成外科外来および美容外来にて診察可能ですが、いずれでも診察、処方は自費診療となります。

外部リンク

日本形成外科学会

神戸大学形成外科

乳房再建ナビ