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ごあいさつ

2020年4月より赴任し、新たに当院で呼吸器内科の診療を開始することになりました。呼吸器内科では、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺癌、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群など感染症からアレルギー、悪性腫瘍まで様々な病気を扱っています。肺炎は高齢者の死亡原因の上位に入ってくる病気ですし、肺癌も悪性腫瘍のなかで最も多い死亡原因となっています(図1)。また、気管支喘息、COPDとも500万人前後の患者がいると推定されています。患者数が非常に多い診療科であるにもかかわらず、他の診療科と比べて専門医の数が圧倒的に少ない領域でもあります。

当科では一緒に赴任いたしました、関谷怜奈先生とともに、地域に根ざした呼吸器診療を行っていこうと思います。もし咳や息苦しさなど、気になる症状がありましたら、かかりつけの先生に相談して、当院にご紹介いただければスムーズに連携して診療にあたらせていただきます。神戸市東灘区で専門的な呼吸器診療を提供できる医療機関を目指していきます。

当科での診療の紹介

1.肺がん

悪性新生物は日本人の死亡原因の首位ですが、その中で最も死亡数が多いのが肺がんです。しかし免疫抗体療法の導入により、目覚ましい進歩を遂げている病気でもあります。また、副作用をおさえて、効果を最大限に引き出すような治療法の工夫により、通院で治療できることも増えてきました。当科では診断から治療まで行っていきます。当院では難しい病状の場合、神戸大学医学部附属病院とも連携して治療にあたらせていただきます。

2.気管支鏡

気管支に内視鏡(図2)を挿入して、検査を行います。肺がんや間質性肺炎の診断に有効な検査法ですが、無数にある気管支から病変部まで到達するには技術と経験が必要です(図3、4)。当科では十分な経験を持った医師が検査にあたらせていただきます。また、超音波プローブを使用して、小さな病変や肺の端の病変でも診断率を上げられるようになりました(図5)。肺がん治療の効果を上げるためにも、気管支鏡検査の精度を上げることがますます重要になっています。

図2

図3

図4

図5